デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大原呑響」の解説 大原呑響 おおはら-どんきょう ?-1810 江戸時代後期の儒者。江戸で井上金峨に儒学をまなぶ。寛政7年松前藩(北海道)の前藩主松前道広にまねかれ蝦夷(えぞ)地にわたる。8年老中松平信明の命により江戸で「地北寓談(ぐうだん)」をあらわす。画家としても知られた。文化7年5月18日死去。陸奥(むつ)磐井(いわい)郡(岩手県)出身。本姓は今田(一説に熊谷)。名は翼。字(あざな)は雲卿。通称は左金吾。別号に墨斎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例