コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

大坂城内見聞録 おおさかじょうないけんぶんろく

2件 の用語解説(大坂城内見聞録の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

大坂城内見聞録
おおさかじょうないけんぶんろく

大友宗麟の手記。1通。宗麟が豊臣秀吉島津義久の豊後侵略を訴えにきたとき,大坂城内で見聞したことを内容とする。大坂城内の繁栄の様子や秀吉の生活などを知るには絶好の史料で,当時の大坂城を観察したもののなかでは最も詳しい。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

大坂城内見聞録
おおさかじょうないけんぶんろく

1586年(天正14)4月、豊後(ぶんご)国(大分県)臼杵(うすき)城主大友宗麟(そうりん)が島津氏の豊後侵略のいきさつを豊臣(とよとみ)秀吉に訴えるため、大坂城に赴いたときの書状形式の手記。国許の家臣にあてて堺(さかい)の妙国寺で認めたもの。大坂城下町繁栄のようす、城内の絢爛(けんらん)豪華なようすが詳しく書かれている。宗麟が秀吉の案内で天守閣に昇り、「近国近方之在々所々」を展望し、「三国無双」の城と感激したことや、千利休(せんのりきゅう)から「内々之儀は宗易(そうえき)(利休)」にまかせ、「公儀之事は宰相(羽柴(はしば)秀長)存じ候」と励まされた話などはよく知られている。[北島万次]
『岡本良一著『大坂城』(1970・岩波書店) ▽田北学編『大友史料 第二輯』(1938・金洋堂書店)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大坂城内見聞録の関連キーワード大友義鎮モンテ臼杵大友豊臣五条鎮定立花鑑載原田隆種妙麟尼宗麟

今日のキーワード

大統領補佐官

各種政策の立案その他に関し,側近として大統領に助言する役職だが,実質上はブレーン,顧問として多面的な役割を担う。憲法で定められた唯一の行政責任者である合衆国大統領は,強大な権力を持つにもかかわらず,議...

続きを読む

コトバンク for iPhone