大月光興(読み)おおつき みつおき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大月光興」の解説

大月光興 おおつき-みつおき

1766-1834 江戸時代後期の装剣金工。
明和3年生まれ。江戸にでて修業絵画岸駒(がんく)にまなび,長沢蘆雪(ろせつ)の影響もうけて作風図案に奇抜なものがおおい。大月派の名工と称され,おおくの門人をそだてた。天保(てんぽう)5年8月15日死去。69歳。京都出身。通称は喜八郎,五郎左衛門。号は竜駒堂,竜斎など。屋号山城屋

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の大月光興の言及

【装剣金具】より

…京都では一宮(いちのみや)長常(1722‐86。通称粕屋忠八,号に雪山,蟻行子など)や大月光興(1766‐1834。通称山城屋喜八郎,のち五左衛門)をはじめとする大月派などが聞こえ,そのほか各城下にも多くの装剣専門の金工が出て,それぞれ特色ある作風を樹立した。…

※「大月光興」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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