大橋宗与(読み)おおはし そうよ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大橋宗与」の解説

大橋宗与(2) おおはし-そうよ

1648-1728 江戸時代前期-中期の将棋棋士。
慶安元年生まれ。大橋道仙の子。万治(まんじ)2年12歳で大橋分家3代となる。享保(きょうほう)8年大橋分家としてはじめて将棋所,6世名人についた。御城将棋を43年間つとめた。享保13年4月5日死去。81歳。江戸出身。

大橋宗与(1) おおはし-そうよ

?-1648 江戸時代前期の将棋棋士。
大橋本家初代宗桂の次男。寛永12年(1635)大橋分家初代となる。兄の大橋本家2代宗古をたすけ,棋道の基礎となる規約制定につくした。8段。慶安元年11月15日死去。江戸出身。

大橋宗与(3) おおはし-そうよ

1709-1764 江戸時代中期の将棋棋士。
宝永6年生まれ。大橋分家3代宗与の子。享保(きょうほう)13年大橋分家4代となる。8段。明和元年8月10日死去。56歳。江戸出身。初名は宗民。

大橋宗与(4) おおはし-そうよ

?-? 江戸時代後期の将棋棋士。
大橋宗英の子。文化元年(1804)から御城将棋をつとめ,文政4年大橋分家7代宗与を名のる。天保(てんぽう)3年7段になる。江戸出身。初名は英長。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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