大生寺(読み)だいしようじ

日本歴史地名大系 「大生寺」の解説

大生寺
だいしようじ

[現在地名]浮羽町流川

耳納みのう山地北面山腹にある。五葉山と号し、臨済宗妙心寺派。本尊釈迦如来。寺伝によると延暦元年(七八二)勅願寺として創建され、五台山大聖寺と称する天台宗寺院であったという。のち法相宗に転じ、さらに曹洞宗に転じた。「寛延記」や寛文十年寺社開基によれば、明徳三年(一三九二)に無着妙融(「寛延記」では無著勅謙真際)によって開元建立されたという。二代月谷のときには大いに栄え、九州三禅窟の一つに数えられ、曹洞一派の触頭として小本寺とよばれたとされる。永禄年中(一五五八―七〇)大友方の問注所氏と秋月氏が当山一帯で戦火を交えた時に堂舎を焼失、天正年中(一五七三―九二)大友宗麟による「寺領没倒」の際にも焼失したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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