大畑末吉(読み)オオハタ スエキチ

20世紀日本人名事典 「大畑末吉」の解説

大畑 末吉
オオハタ スエキチ

昭和期のドイツ文学者,翻訳家 早稲田大学教授



生年
明治34(1901)年10月17日

没年
昭和53(1978)年4月25日

出生地
埼玉県

学歴〔年〕
東京帝国大学文学部独文科〔大正15年〕卒

学位〔年〕
文学博士

主な受賞名〔年〕
サンケイ児童出版文化賞大賞(第12回)〔昭和40年〕「アンデルセン童話全集」(全8巻)

経歴
新潟高校、山形高校、立教大学一橋大学、早稲田大学教授を歴任し、ドイツ文学者として幅広く活躍。昭和39年刊行の学位論文「ゲーテ哲学研究」や「ファウスト論集」などの著書があり、訳書にもヘッペル「わが幼年時代」、ティーク長靴をはいた猫」やアンデルセンの作品など訳書は数多い。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大畑末吉」の解説

大畑末吉 おおはた-すえきち

1901-1978 昭和時代のドイツ文学者。
明治34年10月17日生まれ。旧制新潟高,山形高,立大,一橋大,早大の教授を歴任。デンマーク語を独習し,日本ではじめてアンデルセンの著作原語から翻訳した。昭和53年4月25日死去。76歳。埼玉県出身。東京帝大卒。著作に「ファウスト論集」,訳書に「アンデルセン童話集」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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