大癋見(読み)オオベシミ

大辞林 第三版の解説

おおべしみ【大癋見】

癋見の一。主に天狗の面として「鞍馬くらま天狗」「大会だいえ」「車僧くるまぞう」「善界ぜがい」などの後ジテなどに用いる。 → 癋見

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精選版 日本国語大辞典の解説

おお‐べしみ おほ‥【大癋見】

〘名〙 (「べし」は口を「へ」の字に曲げた顔つきのこと) 能面の一種で、天狗、鬼畜を表わす「べしみ」の一つ。口を一文字に引き結んだ魁偉な相貌で大形な面。「鞍馬天狗(くらまてんぐ)」「善界(ぜがい)」などの天狗に用いる。おおべし。⇔小癋見(こべしみ)
申楽談儀(1430)面の事「出合の飛出(とびで)、此の座の天神の面、大べしみ、小癋見(こべしみ)、皆赤鶴(しゃくづる)也」

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