大野九郎兵衛(読み)おおのくろうべえ

精選版 日本国語大辞典 「大野九郎兵衛」の意味・読み・例文・類語

おおの‐くろうべえ【大野九郎兵衛】

  1. 赤穂浅野家の家老大石良雄同僚。藩主長矩の自刃後、お家の再興をはかる良雄らと意見対立、逃亡した。「仮名手本忠臣蔵」では斧九太夫の名で登場生没年不詳。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大野九郎兵衛」の解説

大野九郎兵衛 おおの-くろべえ

?-? 江戸時代前期の武士
播磨(はりま)(兵庫県)赤穂(あこう)藩の城代家老元禄(げんろく)14年(1701)藩主浅野長矩(ながのり)の切腹除封さい,公金分配をめぐり大石良雄と対立し,退去,逃亡したといわれている。

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