大鷲村(読み)おおわしむら

日本歴史地名大系 「大鷲村」の解説

大鷲村
おおわしむら

[現在地名]太田市北金井きたかない 大鷲

西金井村の南、八王子はちおうじ丘陵の南麓にあり、南境を新田につた堀が西流する。東と南は強戸ごうど村、西は成塚なりづか村。近世新田郡に属した。慶安三年(一六五〇)検地帳・同屋敷帳(久保田文書)では田方八町三反余・畑方六町一反余、屋敷筆数二〇。寛文郷帳では芝野有と注記され、田方は旱損で一三〇石余、畑方六五石余、旗本酒井領。江戸後期の御改革組合村高帳では家数一一、旗本酒井領。慶応三年(一八六七)の田畑納目録(久保田文書)によると、小物成として大豆・荏・真綿・小麦・搗小麦・小豆・胡麻などを納めている。


大鷲村
おおわしむら

[現在地名]君津市大鷲

練木ねりき村の東、小糸こいと川右岸に位置する。文禄三年(一五九四)の上総国村高帳に村名がみえ、高一〇四石。元和三年(一六一七)知行宛行状により旗本永田領となる。寛政五年(一七九三)の上総国村高帳では大鷲村新田とともに家数三三、永田領分が当村と考えられ、幕末も同領(旧高旧領取調帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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