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天当船 てんとうぶね

世界大百科事典 第2版の解説

てんとうぶね【天当船】

近世から近代にかけて日本の各地で最も広く使用されていた和船。〈天当〉の字をあてたものが多いが,近世の文献には天,天道,伝道ともあてている。大きさは地方によって異なり,富山湾では長さ9尋(約13.6m),肩幅9尺(約2.7m),5挺櫂(かい)7人乗りのものであったといい,宮城県荒浜のものは16人乗りであったという。いずれにしてもかんこ船さんぱなどよりははるかに大きい船で,漁船よりはむしろ運搬船として使われていた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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