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天泣 てんきゅうserein

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

天泣
てんきゅう
serein

上空にがないにもかかわらず,が降る現象風上にある雲からの雨であったり,雨が降ってくる間に雲が移動したり消えたりする場合などに起こる。天気雨狐の嫁入りともいう。

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デジタル大辞泉の解説

てん‐きゅう〔‐キフ〕【天泣】

雲がないのに降る雨。

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世界大百科事典 第2版の解説

てんきゅう【天泣 serein】

空が晴れているのに,ぱらぱら降る雨,あるいはその現象をいい,狐の嫁入りとも呼ばれる。雨が上空から降る間に,雲が移動するか部分的に消えてしまった場合,あるいは風によって運ばれた雨が風下に降る場合などに起こると考えられる。【内田 英治】

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大辞林 第三版の解説

てんきゅう【天泣】

上空に雲がないときに降る雨。遠方から雨滴が吹き流されてきた場合などに見られる。

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知恵蔵miniの解説

天泣

上空に雲がないのに降る雨、またはその現象を表す言葉。遠方に降る雨が風などに流されてきた場合や、雨が上空から地表に降るまでに雲が移動したり、消えたりしてしまった場合に起きる。「狐の嫁入り」「天気雨」とも称される。「天泣」は雨を涙と喩えた呼び方である。沖縄県では同じ現象を方言で「ティーダアミ」(太陽雨)と呼んでいる。

(2014-12-8)

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

天泣
てんきゅう

上空に雲が見られないのに雨や雪が降ること。これには次のようにいろいろな場合がある。雨滴が落下する間に雲が消えてしまうことは、対流性の雲の消滅期には、そう珍しい現象ではない。虹(にじ)ができることもある。山を越える気流は風下側で下降気流になるため、尾根にできた雲は消失し、雨滴だけが風で飛ばされて地上に落ちることがある。山地に積もった新雪が風で巻き上げられ平地まで運ばれる。これは風花(かざはな)の一種である。[篠原武次]

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