天生(読み)テンセイ

精選版 日本国語大辞典 「天生」の意味・読み・例文・類語

てん‐せい【天生】

  1. 〘 名詞 〙 自然に生ずること。天然。また、生まれつき。生まれついての宿命
    1. [初出の実例]「飡地養之淳渥、稟天生之異霊」(出典経国集(827)一・棗賦〈藤原宇合〉)
    2. 「王昭君は天生の美人なれば」(出典:中華若木詩抄(1520頃)上)
    3. [その他の文献]〔白居易‐長恨歌〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「天生」の読み・字形・画数・意味

【天生】てんせい

天が生み出す。また、天性。唐・白居易長恨歌〕詩 天生の麗質、自(おのづか)らし 一ばれて君王の側(かたは)らに在り

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