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天皇杯全日本サッカー選手権大会 てんのうはいぜんにっぽんさっかーせんしゅけんたいかい

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知恵蔵2015の解説

天皇杯全日本サッカー選手権大会

日本のサッカーのオープントーナメント大会で、J1、J2、JFL、大学の上位チーム、及び各都道府県の代表チームで争われる。近年は毎年9月に開幕し、翌年の元旦に決勝戦が行われる。主催は財団法人日本サッカー協会、及び社団法人日本プロサッカーリーグ
大会の起源は1921年。この年、大日本蹴球(しゅうきゅう)協会が創立され、「ア式蹴球全国優勝競技会」として第1回全日本選手権が開催された。3チームが参加し、東京蹴球団が第1回の覇者となった。戦争などによる中断を経て、46年、関東、関西の代表のみによって「復興第1回全日本選手権」が争われ、東大LBが優勝した。
戦後の混乱により再び2年間中断したが、49年以降は各地の予選も含めて毎年開催されるようになり、51年の第31回からは優勝チームに天皇杯が授与され、サッカー天皇杯としての歩みが始まった。
60年代には、東京オリンピックの開催と日本リーグ発足に伴い、大学・実業団の上位チームのみで争われるようになったが、72年からはイギリスのFAカップにならってオープン化が実施され、日本リーグ1部の8チームと各地域予選を勝ち抜いた16チームを合わせた24チームで争うこととなった。その後、Jリーグの発足、予選実施を各都道府県に拡大などの歴史を経て現在の形式に至っている。アマチュアチームにとってはJリーグチームと対戦する数少ない機会である。まれに番狂わせの起きることもあるが、Jリーグの過密日程の影響との指摘もある。
大会発足当初は、大学チームの活躍が中心であったが、60年代以降は実業団チームが台頭し、近年はJリーグチームが優勝を重ねている。2010年大会決勝(第90回、11年元旦)では、鹿島アントラーズ清水エスパルスを2-1で破り優勝した。
なお、元日に決勝戦が行われるようになったのは第48回大会からで、69年元旦に決勝戦が開催された。

(葛西奈津子  フリーランスライター / 2011年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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