精選版 日本国語大辞典 「天罰覿面」の意味・読み・例文・類語 てんばつ‐てきめん【天罰覿面】 〘 名詞 〙 天罰がすぐ現われること。悪事を働いて即座に天罰を受けること。[初出の実例]「坐(そぞ)ろに発(おこ)りし悪心より人を殺した天罰覿面(テキメン)、斯る最後を遂ると云も自業自得」(出典:英国孝子之伝(1885)〈三遊亭円朝〉八) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
四字熟語を知る辞典 「天罰覿面」の解説 天罰覿面 天罰がすぐ現れること。悪事を働くと即座にその報いが現れること。 [使用例] そぞろにおこりし悪心より人を殺した天罰覿面、かかる最後を遂るというも自業自得[三遊亭円朝*英国孝子之伝|1885] [使用例] 天罰覿面、いやな首斬り役を仰せ付かった上に、自分の土手っ腹まで、槍の穂先でえぐられようとしたのだ[正宗白鳥*安土の春|1926] [解説] 「覿」は謁えっ見けん、会見の意で、「覿面」は目の当たりにすぐそのしるしが現れることをいいます。 出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報