日本歴史地名大系 「奈良本村」の解説
奈良本村
ならもとむら
奈良本村
ならもとむら
永和二年(一三七六)の銅鐘銘写(丸山文庫蔵)に
とある。文献上の初見は守矢満実書留(守矢真幸氏蔵)文明一三年(一四八一)正月条に「大県介奈良本遠江守信□、御符祝一貫八百、代初ニテ候、宮付浦野・田沢、闕頭成、雖然御符祝三貫三百、使四郎」とあり、続いて二月八日条に「奈良本祝一貫、皮」とある。以降、神使御頭之日記の長享元年(一四八七)条、守矢満実書留の享禄元年(一五二八)・天文三年(一五三四)・同九年条に「宮付 奈良本」と記される。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報