デジタル大辞泉
「奈落の底」の意味・読み・例文・類語
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ならく【奈落】 の 底(そこ)
- ① 仏語。地獄の底。
- [初出の実例]「いふならくならくのそこに入りぬればせちりも修陀もかはらざりけり」(出典:俊頼髄脳(1115頃))
- ② 底の知れない深いところ。どん底。
- [初出の実例]「しらぬといふたら金輪際。ならくの底(ソコ)から天迄しらぬ」(出典:浄瑠璃・菅原伝授手習鑑(1746)一)
- ③ 物事の最終。最後の最後。
- [初出の実例]「ならくのそこ迄此与次兵衛が切たに成て、相手が死んだら切らるる覚悟」(出典:浄瑠璃・山崎与次兵衛寿の門松(1718)中)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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