デジタル大辞泉 「契丹国志」の意味・読み・例文・類語 きったんこくし【契丹国志】 中国の歴史書。27巻。南宋の葉隆礼撰。1180年成立。契丹(遼)の歴史を紀伝体で記述したもの。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「契丹国志」の意味・読み・例文・類語 きったんこくし【契丹国志】 中国の歴史書。二七巻。南宋の葉隆礼の奉勅撰。一一八〇年成立。「資治通鑑」「新五代史」「燕北雑記」など中国側の資料に基づいて、契丹(遼)一代の歴史を紀伝体で記したもの。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「契丹国志」の意味・わかりやすい解説 契丹国志 (きったんこくし)Qì dān guó zhì 契丹国(遼)の歴史を南宋の葉隆礼が勅命をうけて編纂した紀伝体の書。全27巻。葉隆礼の〈進書表〉には淳熙7年(1180)の日付があるが,葉隆礼は淳祐7年(1247)の進士で,少なくともそれ以後の成立。元初には知られず,元中期になって世に出た。《資治通鑑》《続資治通鑑長編》《新五代史》《松漠紀聞》《燕北雑記》などの宋側の資料を使い,《使遼図鈔》《北遼遺事》などの逸書も引く。正史の《遼史》には見られない記事や見解がままある。執筆者:萩原 淳平 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by