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女手形 おんなてがた

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

女手形
おんなてがた

江戸時代,女姓の関所通過に必要な手形。女切手ともいう。関所では,「入鉄砲出女」というように,武器とともに女性が厳重に警戒され,そのために詳細に規定を設けた特殊な手形が発行された。その起源は元和2 (1616) 年頃にさかのぼる。 (→往来手形 , 過所 )

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デジタル大辞泉の解説

おんな‐てがた〔をんな‐〕【女手形】

江戸時代、女性用の関所手形。関所通過は男よりもきびしく、手形の記載内容も詳細であった。

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大辞林 第三版の解説

おんなてがた【女手形】

江戸時代、女性の関所通行許可証。年齢・人相・性質や旅の目的・日限などを記し、男子用の手形より記載事項が詳細であった。女切手。

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世界大百科事典内の女手形の言及

【関所】より

…それは関東内への諸大名等の鉄砲以下の武器潜入,江戸藩邸の大名妻子の国許への逃亡を監視することが主任務であったが,幕府の全国支配が貫徹するころには箱根関のように前者の検閲が若干緩和される例もみられた。関所通過の際,一般に通行者は笠・頭巾をとり,乗物の大名は引戸を開くことが必要であり,鉄砲には老中発行の鉄砲手形,出女には留守居(るすい)発行の女手形の携帯が義務づけられていた。箱根関の場合,関門内には高札場,面番所,足軽番所,獄屋,遠見(とおみ)番所以下の施設があり,ここには小田原藩派遣の番頭,横目,番士,足軽,中間のほか,箱根定住の定番人,人見女などが詰め,それぞれの役務を分掌した。…

【関所手形】より

…関所切手とか単に手形,証文ともいう。江戸時代の関所手形は大きく分類すると,鉄砲手形と女手形である。鉄砲手形は鉄砲や武具類を江戸方面に搬入する際に必要で,幕府老中だけが発行権を有していた。…

※「女手形」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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