妙超(読み)ミョウチョウ

デジタル大辞泉 「妙超」の意味・読み・例文・類語

みょうちょう〔メウテウ〕【妙超】

宗峰妙超しゅうほうみょうちょう

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精選版 日本国語大辞典 「妙超」の意味・読み・例文・類語

みょうちょうメウテウ【妙超】

  1. 鎌倉末期の臨済宗の僧。字(あざな)宗峰(しゅうほう)勅号興禅大灯国師勅諡は大慈雲匡真国師・玄覚浩淵国師。播磨国(兵庫県)の人。天台を学んだが、のち禅に転じ、高峯顕日、南浦紹明に師事した。大徳寺の開山で、花園天皇後醍醐天皇尊崇された。著書に「夜話記」「大灯国師語録」三巻がある。弘安五~建武四年(一二八二‐一三三七

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「妙超」の意味・わかりやすい解説

妙超
みょうちょう

[生]弘安5(1282)
[没]延元2=建武4(1337)
南北朝時代の禅宗の僧。臨済宗大徳寺派の始祖。姓は紀氏。号は宗峰。 11歳で天台宗の円教寺に入り,のちに禅に転じて,万寿寺,建長寺で修行。南浦紹明の法嗣となり,京都紫野に大徳寺を建立。花園上皇より興禅大燈国師の号を賜わった。著書に『語録』『夜話記』がある。

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改訂新版 世界大百科事典 「妙超」の意味・わかりやすい解説

妙超 (みょうちょう)

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「妙超」の解説

妙超 みょうちょう

宗峰妙超(しゅうほう-みょうちょう)

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百科事典マイペディア 「妙超」の意味・わかりやすい解説

妙超【みょうちょう】

宗峰妙超(しゅうほうみょうちょう)

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世界大百科事典(旧版)内の妙超の言及

【宗峰妙超】より

…臨済宗の僧。大灯国師。播磨の紀氏の出身。11歳のとき書写山円教寺に入って天台宗を学んだが,のちに鎌倉万寿寺の高峰顕日に参じて禅を修めた。しかし,和様化したその禅風に飽き足りず,1305年(嘉元3)新帰朝僧の南浦紹明(なんぽしようみよう)について大陸禅を学び,ついにその法をついだ。正中の宗論に際して,通翁鏡円の侍者として参内し,玄慧(げんえ)法印ら南都北嶺の学匠たちを論破したことは有名である。のち東山の雲居(うんご)菴に隠棲すること20年,やがて24年(正中1)京都の紫野に大徳寺を開創した。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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