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姉川新四郎(初代) あねがわ しんしろう

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

姉川新四郎(初代) あねがわ-しんしろう

1685-1750* 江戸時代中期の歌舞伎役者。
貞享(じょうきょう)2年生まれ。若女方から立役(たちやく)に転じ,染川十郎兵衛の門人となる。大坂を中心に活動し,実事(じつごと)を得意とした。当たり役は「男模様二枚雛形(ひながた)」の黒船忠右衛門で,姉川頭巾(ずきん)と評判になった。寛延2年11月25日死去。65歳。大坂出身。初名は豊島勝之助。前名は豊島勝三郎。俳名は女市。屋号は鯉屋。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

姉川新四郎(初代)

没年:寛延2.11.25(1750.1.3)
生年:貞享2(1685)
江戸中期,上方の歌舞伎役者,座本。俳名女市。富沢左馬之介・染川十郎兵衛の門弟。豊島勝之介,勝三郎の名を経て姉川新四郎を名乗り,地方巡業ののち,宝永7(1710)年大坂嵐三右衛門座で大芝居の初舞台を踏み,寛延2(1749)年,立役の極上上吉に準ずる位付けを得た。にがみばしった男振り,たしかな口跡,小柄ながら身振り凜々しく,荒事がかった実事,特に男伊達の芸を本領とした。しかし優美さに欠け,どの役も男伊達風となるのが短所で,所作事不得手であった。当たり役は「黒船」物の侠客忠右衛門,「非人敵討」の次郎右衛門など。名跡は明治期の6代まである。<参考文献>『歌舞伎評判記集成』1,2期

(上野典子)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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