姥湯温泉(読み)うばゆおんせん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「姥湯温泉」の意味・わかりやすい解説

姥湯温泉
うばゆおんせん

山形県米沢市南部,吾妻連峰の北側の薬師森 (1538m) 南麓にある温泉泉質は酸性緑礬泉。泉温は 52℃。湯量は豊富で露天風呂もある。皮膚病特効がある。宿が一軒あるが,冬季は閉鎖される。秋の紅葉や滝,奇岩も多く,磐梯朝日国立公園に属し,東大巓 (1928m) への登山基地でもある。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「姥湯温泉」の意味・わかりやすい解説

姥湯温泉
うばゆおんせん

山形県南部、米沢市(よねざわし)にある温泉。吾妻(あづま)連峰北東麓(ろく)の深山幽谷にある一軒宿で、天文(てんぶん)年間(1532~1555)の開湯とも伝えられる。硫黄泉近くに三階滝、潜滝(くぐりだき)などがあり紅葉で知られる。JR奥羽本線峠駅の南方7キロメートル。

中川 重]

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デジタル大辞泉プラス 「姥湯温泉」の解説

姥湯温泉

山形県米沢市にある温泉。県南部、吾妻連峰北東麓、標高約1300mの谷間に位置する。

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