姫姜(読み)ききょう

精選版 日本国語大辞典 「姫姜」の意味・読み・例文・類語

き‐きょう‥キャウ【姫姜】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「姫」は周国の姓、「姜」は斉国の姓で、周・斉はともに大国であったことから ) 大国の姫君。〔春秋左伝‐成公九年〕
  3. ( 「姫」は黄帝、「姜」は炎帝の姓に連なるとされ、この両姓の出身美人が多かったことから ) 美女
    1. [初出の実例]「姫姜玳梳看将落、俯閲紙簿連綴行」(出典:玩鴎先生詠物雑体百首(1794)祇園祭優行)
    2. [その他の文献]〔任昉‐王文憲集序〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「姫姜」の読み・字形・画数・意味

【姫姜】ききよう

周斉の姓。

字通「姫」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android