嫡庶(読み)チャクショ

デジタル大辞泉 「嫡庶」の意味・読み・例文・類語

ちゃく‐しょ【嫡庶】

嫡出庶出嫡出子庶子

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「嫡庶」の意味・読み・例文・類語

ちゃく‐しょ【嫡庶】

〘名〙
① 嫡出と庶出。正妻からの出生と、正妻以外の女性からの出生。また、その子。正妻の子と妾(めかけ)の子。ちゃくそ。てきしょ。
史記抄(1477)七「恵帝の弱なるによって天下をも不失は漢家の嫡庶を正しくしたによった事なり」 〔列子‐力命〕
② 転じて、子孫祖先の血を引く者。
※類従本撰集抄(1250頃)六「藤氏の嫡庶として、万天下のことわさを取り行はせ給しかば」

ちゃく‐そ【嫡庶】

※金刀比羅本保元(1220頃か)上「抑祚をつぎ位をうる事、かならずしもちゃくそによるべからずといへども」

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普及版 字通 「嫡庶」の読み・字形・画数・意味

【嫡庶】てきしよ

嫡子と庶子。

字通「嫡」の項目を見る

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