


(てき)。
は帝を祀る祭儀を示す
(てい)(
)の字で、その祭儀を執行しうるものは、帝の直系者であることを要した。のち字は分かれて
(てい)と
となり、
はその祭儀、
はその執行者の身分をいう。
は嫡妻、〔説文〕十二下に「
(つつし)むなり」、次条に「
(しよく)は
むなり」とみえる。周初の金文〔大盂鼎(だいうてい)〕に周王・武王・成王を「
(
)祀」することがみえる。嫡は正嫡・正夫人、その子を嫡子・嫡嗣という。
字鏡〕
牟加比女(むかひめ)、
、毛止豆女(もとつめ)/
母 万々波々(ままはは) 〔名義抄〕
モトツメ・ヒトノメ・ムカヒメ 〔
立〕
イマメ・ムカヒメ・モトノメ 〔字鏡集〕
ムカヒメ・モトノメ・ツク・トツキ・マサシ
(
)声として
(適)・
・
・
(敵)・
(滴)・
(摘)・
・
など十一字を収める。
(
)は
祀を示す字。帝の嫡系として、それに「適(かな)い」「敵(あた)る」もので、
・
はその声義を承ける。別に
・
のように、まるくつぶらなもの、またうつ音を形容する意に用い、正嫡の意にあたらぬものには、その系列の語が多い。出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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