(読み)チャク

デジタル大辞泉 「嫡」の意味・読み・例文・類語

ちゃく【嫡】[漢字項目]

常用漢字] [音]チャク(呉) テキ(漢)
本妻。正妻。「嫡妻嫡出
正妻の産んだ跡継ぎ。「嫡子正嫡廃嫡
直系のつながり。正統。「嫡嫡嫡流

てき【嫡】[漢字項目]

ちゃく

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「嫡」の意味・読み・例文・類語

ちゃく【嫡】

〘名〙
※続日本紀‐慶雲三年(706)二月庚寅「其承嫡者相承為王」
皇室典範(1947)八条「皇兄弟以上は同等内に於て嫡を先にし庶を後にし」 〔春秋公羊伝‐昭公五年〕
② 正統。直系。嫡流。
③ 「ちゃくさい(嫡妻)」の略。〔詩経序‐召南・江有汜〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android