孤帆(読み)コハン

精選版 日本国語大辞典 「孤帆」の意味・読み・例文・類語

こ‐はん【孤帆】

  1. 〘 名詞 〙 ただ一そうの帆かけ船。孤舟。
    1. [初出の実例]「双鶴皐(さは)を出でて霧を披(ひら)いて舞ふ 孤帆水に連なって雲とともに消えぬ〈菅原文時〉」(出典和漢朗詠集(1018頃)下)
    2. [その他の文献]〔陳子昂‐白帝城懐古詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android