共同通信ニュース用語解説 「宇宙の歴史」の解説
宇宙の歴史
宇宙は138億年前、超高温で超高密度の火の玉が大爆発して始まったと考えられている。この爆発を「ビッグバン」と呼ぶ。急膨張した宇宙は誕生から約38万年後には冷えて、軽い元素である水素とヘリウムができ、初代の天体は誕生後1億年ごろからでき始めたと考えられる。水素やヘリウムが集まってできた天体の内部で核融合が起き、酸素や窒素、鉄などの重い元素を合成。天体の爆発とともに宇宙に散らばって次の世代の天体が生まれ、その繰り返しで現在の星や銀河ができた。
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