安宗(読み)あんしゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安宗」の解説

安宗 あんしゅう

813-887 平安時代前期の僧。
弘仁(こうにん)4年生まれ。行教の甥(おい)。貞観(じょうがん)5年(863)山城(京都府)石清水(いわしみず)八幡宮神宮寺である護国寺の初代別当となる。17年国家安泰のための一切経,大乗経などを弥勒(みろく)寺(宇佐神宮の神宮寺)に安置。元慶(がんぎょう)7年完成の山城極楽寺の本願主となった。仁和(にんな)3年9月19日死去。75歳。俗姓は紀。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む