安宗(読み)あんしゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安宗」の解説

安宗 あんしゅう

813-887 平安時代前期の僧。
弘仁(こうにん)4年生まれ。行教の甥(おい)。貞観(じょうがん)5年(863)山城(京都府)石清水(いわしみず)八幡宮神宮寺である護国寺の初代別当となる。17年国家安泰のための一切経,大乗経などを弥勒(みろく)寺(宇佐神宮の神宮寺)に安置。元慶(がんぎょう)7年完成の山城極楽寺の本願主となった。仁和(にんな)3年9月19日死去。75歳。俗姓は紀。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む