安寧秩序(読み)アンネイチツジョ

デジタル大辞泉 「安寧秩序」の意味・読み・例文・類語

あんねい‐ちつじょ【安寧秩序】

世の中が整った状態にあり、安定していること。

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精選版 日本国語大辞典 「安寧秩序」の意味・読み・例文・類語

あんねい‐ちつじょ【安寧秩序】

  1. 〘 名詞 〙国家社会などが)平穏で乱れないこと。
    1. [初出の実例]「公共の安寧秩序を保持し及臣民の幸福を増進する為に」(出典:大日本帝国憲法(明治二二年)(1889)九条)

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四字熟語を知る辞典 「安寧秩序」の解説

安寧秩序

世の中が平穏で、社会の安全秩序が保たれていること。

[使用例] 戦争中の安寧秩序は、人の非業の死の公開によって保たれていたと思わないかね[三島由紀夫金閣寺|1956]

[使用例] 法律はもともと国家の安寧秩序を守るためにある。明文がないといって通常の殺人未遂にするわけには行かぬ[藤枝静男*愛国者たち|1972]

[解説] 「安」も「寧」も、やすらかという意味。

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