20世紀日本人名事典 「安芸盛」の解説 安芸 盛アキ サカン 大正・昭和期の労働運動家 生年明治29(1896)年10月2日 没年昭和19(1944)年5月30日 出生地高知県土佐郡江ノ口村百軒町(現・高知市) 学歴〔年〕小学校卒 経歴小学校卒業後活版工となり、大正4年大阪に出て印刷工となる。その後友愛会に入って労働運動の指導者となり、別子銅山争議で懲役10カ月に処せられる。日本労農党の結党に参加し、昭和5年結成された全労の執行委員となり、全国労農大衆党などの執行委員もつとめたが、7年日本国家社会党に参加して常任中央執行委員となり、のちに東方会に参加した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安芸盛」の解説 安芸盛 あき-さかん 1896-1944 大正-昭和時代前期の労働運動家。明治29年10月2日生まれ。大阪で印刷工としてはたらき,友愛会にはいる。別子銅山の争議などにかかわる。のち総同盟,日本労農党などに参加し,郷里高知県の労働運動を指導する。昭和19年5月30日高知から大阪への乗船が米軍に撃沈され,死去。49歳。著作に「赤旗は語る」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by