デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安藤太郎」の解説
安藤太郎(1) あんどう-たろう
弘化(こうか)3年4月8日生まれ。幕臣。漢学を安井息軒(そっけん)に,蘭学を大村益次郎にまなぶ。戊辰(ぼしん)戦争では箱館五稜郭でたたかう。維新後はハワイ総領事などをへて,明治24年外務省通商局長。退官後は日本禁酒同盟を組織,禁酒運動につくした。大正13年10月27日死去。79歳。江戸出身。
出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報
…ついで京都西本願寺の仏教学生による運動も起こった。88年ハワイ領事安藤太郎がハワイに禁酒会をつくり,90年には安藤,伊藤らによって日本で初めての日本禁酒同盟会が設立され,この組織が以降禁酒運動の中心となり,現在にいたっている。当初はキリスト教の影響下にあったのでキリスト教布教の手段との誤解があったため,1919年には禁酒運動そのものを追及する国民禁酒同盟が分離独立したが,翌年,日本国民禁酒同盟として両同盟は合同した。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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