デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「定慶(2)」の解説 定慶(2) じょうけい 1184-? 鎌倉時代の仏師。元暦(げんりゃく)元年生まれ。元仁(げんにん)元年制作の大報恩寺六観音像,嘉禄(かろく)2年の鞍馬寺(くらまでら)聖観音像,仁治(にんじ)3年の丹波氷上(ひかみ)郡(兵庫県)石龕(せきがん)寺の金剛力士像などをのこした。運慶の次男康運と同一人物とする説がある。通称は肥後別当,肥後法橋(ほっきょう)など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例