実桜(読み)ミザクラ

精選版 日本国語大辞典 「実桜」の意味・読み・例文・類語

み‐ざくら【実桜】

  1. 〘 名詞 〙
  2. バラ科の落葉高木。中国原産で、果樹としてはこの近縁のセイヨウミザクラが主に栽培されている。高さ三~八メートル。葉は倒卵状楕円形で縁に二重の鋸歯(きょし)があり、長さ七~一六センチメートル。春、葉に先だって淡紅色の五弁花が四~五個ずつ集まって咲く。果実食用にされ広卵形で径約一センチメートル。しなみざくら。からみざくら。〔日本植物名彙(1884)〕
  3. 果実を結んだころの桜。また、桜の実。さくらんぼ。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「実桜や血目のかゆみの繁き時〈種文〉」(出典:俳諧・猿舞師(1698)夏)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む