室内競技場(屋内競技場)で行われるスポーツ競技の総称。インドア・スポーツindoor sportsともよばれる。代表的な競技として、かつてはバスケットボール、バレーボール、卓球、ボクシング、レスリング、体操、相撲(すもう)、フェンシング、ウエイトリフティング(重量挙げ)、柔道、バドミントンなど、広い面積を必要としない競技があげられていた。しかし最近では、科学技術、建築技術の進歩に伴い、巨大な室内競技場ができるようになって、従来アウトドアのスポーツであった陸上競技、テニス、水泳競技などが行われるようになり、さらにスケートやアイスホッケーなど冬季のスポーツ競技の開催も普通となっている。室内競技場は風雨に影響されず、温度に大きな変化もなく、一定のコンディションを保てるうえ、夜間でも競技ができるから、多くのスポーツ競技が屋内で行われるようになった。なお、インドア・スポーツとしてのルールをもつものにインドア・ベースボール(ソフトボールの前身)やインドア・ホッケーがある。
室内競技場は古くはジムナジウム(体育館)とよばれ、すでに古代ギリシア時代に建設されていた。1925年ニューヨーク市にマディソン・スクエア・ガーデンが建設されて、現在の室内競技場の基となった。1965年にはヒューストンに屋根付き球場アストロドームが完成し、野球やアメリカンフットボールもできるようになって、とくに室内競技とされるジャンルはなくなる傾向にある。
[石井恒男]
年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新