宮女(読み)ミヤオミナ

デジタル大辞泉 「宮女」の意味・読み・例文・類語

みや‐おみな〔‐をみな〕【宮女】

宮廷に仕える女性。きゅうじょ。
うちひさす―さすたけ舎人壮士とねりをとこも忍ぶらひかへらひ見つつ」〈・三七九一〉

きゅう‐じょ〔‐ヂヨ〕【宮女】

宮中に仕える女性。女官

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精選版 日本国語大辞典 「宮女」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐じょ‥ヂョ【宮女】

  1. 〘 名詞 〙 宮廷に仕える女。宮づかえをしている女。女官。宮嬪(きゅうひん)
    1. [初出の実例]「羽客曜鶴綾、宮女曳鳳綦」(出典本朝続文粋(1142‐55頃)一・参安楽寺詩〈大江匡房〉)
    2. [その他の文献]〔漢書‐貢禹伝〕

みや‐おみな‥をみな【宮女】

  1. 〘 名詞 〙 宮廷に仕える女性。きゅうじょ。
    1. [初出の実例]「うちひさす 宮尾見名(みやをみな) さすたけの 舎人男も」(出典:万葉集(8C後)一六・三七九一)

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普及版 字通 「宮女」の読み・字形・画数・意味

【宮女】きゆうじよ(ぢよ)

女官。〔管子、君臣下〕國君、妻を異姓に聘するに、姪(てつてい)を設爲し、命宮女、盡(ことごと)く法制るは、其のを治むる以なり。

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