家書(読み)カショ

デジタル大辞泉 「家書」の意味・読み・例文・類語

か‐しょ【家書】

自分の家からの手紙家信
自分の家の蔵書

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「家書」の意味・読み・例文・類語

か‐しょ【家書】

〘名〙
① 家からの手紙。家信。
菅家文草(900頃)三・早秋夜詠「家書久絶吟詩咽、世路多疑託夢占」 〔杜甫春望詩〕
② 家へ送る手紙。
※星巖集‐丙集(1837)京甸集・秋夕書懐寄弟「燈火一牕夫婦夢、家書千里弟兄心」 〔張籍‐秋思詩〕
③ 家の蔵書。
権記‐長保四年(1002)三月二三日「付蔵人隆光貞信公表一巻、是去年所下給、与家書校合也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「家書」の読み・字形・画数・意味

【家書】かしよ

家からのたより。唐・杜甫〔春望〕詩 烽火、三なり 家書、金に抵(あた)る 白頭けばに短く 渾(すべ)てへざらんとす

字通「家」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android