デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「富永沌翁」の解説 富永沌翁 とみなが-とんおう 1650-1726 江戸時代前期-中期の儒者。慶安3年生まれ。富永仁里(じんり)の養父。豊前(ぶぜん)中津(大分県)の人。安東省庵(あんどう-せいあん),貝原益軒(えきけん)らと親交があった。中津藩主小笠原氏に講義し,また私邸で藩士に教授した。享保(きょうほう)11年12月死去。77歳。名は守節。通称は嘉右衛門。著作に「中津記」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例