デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「富永莘陽」の解説 富永莘陽 とみなが-しんよう 1816-1879 江戸後期-明治時代の儒者。文化13年8月9日生まれ。生家は尾張(おわり)名古屋藩の重臣石河(いしこ)氏の家臣。神野菊叢(かみの-きくそう)にまなぶ。陽明学を主とし,楠木(くすのき)流の兵法にも通じた。山中にすみ,藩主の出仕の要請に応じなかった。明治12年5月3日死去。64歳。姓はのち長深,神墨。名は辰。字(あざな)は士竜。通称は半平。別号に梅雪。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例