寒水石(読み)カンスイセキ

世界大百科事典 第2版の解説

かんすいせき【寒水石】

茨城県久慈郡,多賀郡に産する古生層中に挟まれた結晶質石灰岩(大理石)の石材名。花コウ岩の貫入によって変成されて,白色から緑灰色の縞模様になっているものが多い。結晶粒は山口県秋吉産ほどではないがやや粗粒,角砂糖のような外観を呈する。水戸寒水,あるいは常陸寒水とも呼ばれ,白いものは古来細工物に利用され,後には建築用としても使われたが,今日では大材は得がたく,もっぱら砕石,あるいは粉末として工業原料や建築材料に利用される。

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大辞林 第三版の解説

かんすいせき【寒水石】

茨城県北部、多賀山地に産する大理石の石材名。白色または暗灰色で、多く緑灰色の縞模様がある。建材や彫刻材・配電盤用絶縁材などに用いられる。

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精選版 日本国語大辞典の解説

かんすい‐せき【寒水石】

〘名〙 茨城県日立市助川付近に産出する大理石の石材名。一般には純白の大理石をもいう。古生代の結晶質石灰岩で、白地に灰色の縞があり、結晶粒も大きい。建築用内装材、彫刻材、配電盤用絶縁材などに用いられる。〔書言字考節用集(1717)〕

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