寤寐(読み)ゴビ

デジタル大辞泉 「寤寐」の意味・読み・例文・類語

ご‐び【××寐】

目覚めていることと眠っていること。
「―の境にかく逍遥して居ると」〈漱石草枕

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精選版 日本国語大辞典 「寤寐」の意味・読み・例文・類語

ご‐び【寤寐】

  1. 〘 名詞 〙 目がさめているときと、寝ているとき。おきふし。ごみ
    1. [初出の実例]「惻隠于懐。寤寐難忍」(出典本朝文粋(1060頃)二・改言詔〈慶滋保胤〉)
    2. [その他の文献]〔詩経‐周南〕

ご‐み【寤寐】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「み」は「寐」の呉音 ) =ごび(寤寐)
    1. [初出の実例]「寤寐 コミ」(出典:文明本節用集(室町中))

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普及版 字通 「寤寐」の読み・字形・画数・意味

【寤寐】ごび

ねてもさめても。〔詩、周南関雎窈窕(えうてう)たる淑女は 寤寐に之れを求む

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