尉鶲(読み)ジョウビタキ

デジタル大辞泉 「尉鶲」の意味・読み・例文・類語

じょう‐びたき【×鶲】

ヒタキ科ジョウビタキ属の鳥。スズメ大。雄は頭が灰色、顔と背が黒く、腹・腰・尾が赤褐色。雌は茶色。翼に白斑があるので紋付き鳥ともいわれる。シベリアで繁殖し、日本では冬鳥 秋》

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精選版 日本国語大辞典 「尉鶲」の意味・読み・例文・類語

じょう‐びたき【尉鶲】

  1. 〘 名詞 〙 ツグミ科の小鳥全長約一四センチメートルで、スズメ大。雄は黒色頭上から後頭にかけて灰白色、腹面は橙色。雌は全体に淡い褐色。雌雄とも翼に白斑(はくはん)があるところから俗に「もんつきどり」ともいう。アジア大陸東部で繁殖し、日本には冬鳥として渡来雑木林、畑、庭園などでよくみられ、昆虫、木の実を食べる。ひたき。ばかびたき。だんごしょい。《 季語・秋 》 〔日葡辞書(1603‐04)〕

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