小一(読み)コイチ

デジタル大辞泉 「小一」の意味・読み・例文・類語

こ‐いち【小一】

劇場で、舞台のすぐ下の平土間最前列見物席。かぶりつき。あまおち。

しょう‐いち〔セウ‐〕【小一】

小学校一年生のこと。小学一年生

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精選版 日本国語大辞典 「小一」の意味・読み・例文・類語

こ‐いち【小一】

  1. 〘 名詞 〙 ( 普通席に比べて小さく、横一列であったところから ) 劇場の舞台に面した最前列の座席。普通は一ますに四人はいるが、この座席は一ます二人くらいしかはいれない。芝居の舞台ぎわの平土間。あまおち。かぶりつき。
    1. [初出の実例]「この音楽は西洋にては通例舞台の最も前面なる小一とか云ふ所の辺で」(出典:演劇改良意見(1886)〈末松謙澄〉)

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普及版 字通 「小一」の読み・字形・画数・意味

【小一】しよういつ

至小

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