デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小保内定身」の解説 小保内定身 こほない-ていしん 1834-1883 幕末の尊攘(そんじょう)運動家。天保(てんぽう)5年2月生まれ。家は代々陸奥(むつ)二戸(にのへ)郡(岩手県)呑香(どんこ)稲荷神社の神職。安政3年(1856)江戸にでて久坂玄瑞(くさか-げんずい),安積(あさか)五郎(那珂梧楼(なか-ごろう))らと交流。6年帰郷し,盛岡藩の藩論を勤王にみちびこうとするが失敗した。明治16年死去。50歳。通称は宮司。号は狂懶。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例