小原直(読み)オハラ ナオシ

20世紀日本人名事典 「小原直」の解説

小原 直
オハラ ナオシ

大正・昭和期の司法官僚,弁護士,政治家 法相;内相。



生年
明治10(1877)年1月24日

没年
昭和41(1966)年9月8日

出身地
新潟県長岡市

学歴〔年〕
東京帝国大学法律科〔明治35年〕卒

主な受賞名〔年〕
勲一等旭日大綬章〔昭和39年〕

経歴
東京・千葉など各地の地裁検事を経て、大正10年東京地裁検事正。以後、大審院次席検事、司法省次官、東京控訴院長などを歴任。昭和9年岡田啓介内閣の法相、阿部内閣では内相・厚相兼任戦後は29年第五次吉田内閣の法相、国家公安委員長をつとめる。のちに弁護士を開業著書に「小原直回顧録」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「小原直」の解説

小原 直
オハラ ナオシ


肩書
法相,内相

生年月日
明治10年1月24日

出身地
新潟県長岡市

学歴
東京帝国大学法律科〔明治35年〕卒

経歴
東京・千葉など各地の地裁検事を経て、大正10年東京地裁検事正。以後、大審院次席検事、司法省次官、東京控訴院長などを歴任。昭和9年岡田啓介内閣の法相、阿部内閣では内相・厚相を兼任。戦後は29年第五次吉田内閣の法相、国家公安委員長をつとめる。のちに弁護士を開業。著書に「小原直回顧録」がある。

受賞
勲一等旭日大綬章〔昭和39年〕

没年月日
昭和41年9月8日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「小原直」の意味・わかりやすい解説

小原直
おはらなおし

[生]1877.10.1. 新潟
[没]1966.9.8. 東京
司法官,政治家。東京帝国大学卒業後,東京地方裁判所判事,長崎控訴院検事長,大審院検事,司法次官,東京控訴院長などを歴任し,1934年岡田内閣の司法相となった。この間,二・二六事件で司法権擁護の立場から,北一輝,西田税ら民間人を軍法会議にかけることに反対した話は有名。 36年貴族院議員就任後,阿部内閣の内務相兼厚生相のほか,司法制度調査会委員などに就任。第2次世界大戦後は,第5次吉田内閣の法相,国家公安委員長,法制審議会委員などをつとめた。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小原直」の解説

小原直 おばら-なおし

1877-1966 大正-昭和時代の司法官,政治家。
明治10年1月24日生まれ。司法省にはいり,東京地裁検事正,大審院次席検事などをへて,昭和9年岡田内閣の法相。14年阿部内閣の内相兼厚相。貴族院議員。戦後は公職追放解除後,第5次吉田内閣の法相となる。昭和41年9月8日死去。89歳。新潟県出身。東京帝大卒。旧姓田中

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367日誕生日大事典 「小原直」の解説

小原 直 (おはら なおし)

生年月日:1877年1月24日
大正時代;昭和時代の司法官僚;弁護士;政治家。法相;内相
1966年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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