小子部鉏鉤(読み)ちいさこべの さいち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小子部鉏鉤」の解説

小子部鉏鉤 ちいさこべの-さいち

?-672 飛鳥(あすか)時代の武人
尾張(おわり)(愛知県)国司壬申(じんしん)の乱の際,2万の兵をひきいて大海人(おおあまの)皇子(天武天皇)に帰順。功をたてるが,乱後の天武天皇元年8月自殺功臣の自殺に,天皇はかくされた事情があったのかといぶかったという。氏は少子部ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android