小島丹漾(読み)コジマ タンヨウ

20世紀日本人名事典 「小島丹漾」の解説

小島 丹漾
コジマ タンヨウ

昭和期の日本画家



生年
明治35(1902)年10月3日

没年
昭和50(1975)年9月27日

出生地
新潟市

経歴
15・6歳の頃上京着物の染色図案家として出発大智勝観に師事し、勝観没後は奥村土牛に学ぶ。昭和4年院展に初入選、11年再入選後、院展に出品を続ける。32年院展で「河口」が奨励賞、さらに45年を除く38年から48年まで連続して奨励賞を受賞。49年院展同人に推挙された。故郷新潟を題材北国四季、特に冬の風物を好んで描き続けた。代表作に「河口暮色」(絶筆)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小島丹漾」の解説

小島丹漾 こじま-たんよう

1902-1975 昭和時代の日本画家。
明治35年10月3日生まれ。大智勝観(しょうかん),奥村土牛にまなぶ。昭和4年院展で「立秋」が初入選以来出品をつづけ,49年日本美術院同人に推された。故郷新潟を題材に北国の風景をえがいた。昭和50年9月27日死去。72歳。本名は泰吉。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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