コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

小式部 こしきぶ

3件 の用語解説(小式部の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

小式部
こしきぶ

平安時代中期の女流物語作者。『堤中納言物語』のうちの『逢坂越えぬ権中納言』の作者とされる。『六条斎院物語合』 (1055) のなかに『逢坂越えぬ権中納言』の名と「きみがよの」の和歌をあげ,「こしきぶ」と記していることによる。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

こしきぶ【小式部】

?‐1025(万寿2)
平安中期の女流歌人。陸奥守橘道貞の娘,母は和泉式部上東門院に仕える。摂関家の藤原教通・頼宗や頭中将公成,歌人藤原範永らと恋をし,26歳ほどで4人以上の子女を残して父母に先立つ。《小倉百人一首》の〈大江山いく野の道の遠ければまだふみも見ず天の橋立〉は,ある歌合のおりに,藤原定頼から,丹後の母からの歌がとどいたかと揶揄(やゆ)され,即座に詠んだ歌。《後拾遺集》以下の勅撰集に6首入集。【上野 理】

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

世界大百科事典内の小式部の言及

【和泉式部】より

…和泉式部の名は,夫が和泉守であったことによっており,父が式部丞ででもあったものかと思われる。2人の間にはまもなく小式部内侍が生まれ,式部は夫の任国和泉に下ったこともあったが,10歳ばかり年長の夫にはあきたりないものがあったらしく,冷泉天皇の皇子弾正宮為尊親王との恋愛に陥った。しかし,親王は1002年(長保4),26歳で亡くなった。…

※「小式部」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

百条委員会

地方自治体が議決により設置する特別委員会の一つ。名称は「地方自治法第100条」に基づく。百条委員会は、地方公共団体の事務に関する調査を行い、関係者への聞き取りや記録の提出を請求、拒否した者には罰則が科...

続きを読む

コトバンク for iPhone

小式部の関連情報