小格子(読み)コゴウシ

デジタル大辞泉の解説

こ‐ごうし〔‐ガウシ〕【小格子】

細い角材を、間を透かして縦横に細かく組んだもの。⇔大格子
江戸吉原の最も格式の低い遊女屋。または、そこの遊女。⇔大格子
細かい格子縞の模様。細かい弁慶縞。⇔大格子

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大辞林 第三版の解説

こごうし【小格子】

小形の升目の格子。
こまかい弁慶縞べんけいじま。格子縞の小さいもの。
江戸時代の新吉原で格の低い遊女屋。また、そこの遊女。
▽⇔ 大格子

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

こ‐ごうし ‥ガウシ【小格子】

〘名〙
① 小さい格子。
※凩(1971)〈水上勉〉二九「蔀戸の小格子から、うっすら空あかりはあるが、堂内は妙にかすんでいる」
② こまかな弁慶縞(べんけいじま)。⇔大格子
※庭訓往来註(室町中‐後)「色々筋小袖、小隔子織物、単衣」
③ 江戸、新吉原などで、下級な遊女屋。また、そこに勤める遊女。小格子見世。⇔大格子
※歌舞伎・阿国御前化粧鏡(1809)序幕「逢ふ夜の数の重井筒、人目忍んで小格子(コガウシ)に、戸のたてられぬ人の口」

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