小豆飯(読み)アズキメシ

精選版 日本国語大辞典 「小豆飯」の意味・読み・例文・類語

あずき‐めしあづき‥【小豆飯】

  1. 〘 名詞 〙 煮た小豆と、その煮汁を混ぜて炊いた飯。多く祝儀の時に用いる。川柳では女子初潮の祝いに炊くものをさすことがある。また、疱瘡(ほうそう)まじない桟俵(さんだわら)にのせて辻に出す習俗もある。あかのめし。あかのまんま
    1. [初出の実例]「本所に為祝儀、赤小豆飯在之」(出典:舜旧記‐天正一一年(1583)三月九日)
    2. 「あづきめしがくひたい」(出典:咄本・私可多咄(1671)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む