屏東(読み)ヘイトウ

デジタル大辞泉 「屏東」の意味・読み・例文・類語

へいとう【屏東】

台湾最南部にある県。南端鵝鑾鼻がらんび(オールアンピー)岬でバシー海峡に臨む。農漁業のほか近年リゾート開発も盛ん。ピントン。

ピントン【屏東】

へいとう(屏東)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「屏東」の意味・わかりやすい解説

屏東
へいとう / ピントン

台湾南部の県。高雄(たかお)の東20キロメートル、高屏渓(こうへいけい)(下淡水渓(しもたんすいけい))下流平野の中央部に位置する。東方に2000メートル級の高峰が群立する大武山(だいぶざん)山脈を望む。米、サトウキビバナナパイナップルを産し、製糖業が立地する。西は高雄、南は枋寮(ほうりょう)へ鉄道が通じ、道路交通の便もよい。南方鵝鑾鼻(がらんび)、墾丁(こんてい)公園、四重渓(しじゅうけい)温泉、恒春(こうしゅん)古城、石門古戦場など南台湾の名勝旧跡が多い。

[劉 進 慶]

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百科事典マイペディア 「屏東」の意味・わかりやすい解説

屏東【へいとう】

台湾南部の都市。高雄の東にあり,下淡水渓下流平野の中心。高雄との間に縦貫鉄路の支線が通じる。米,サトウキビ,パイナップル,バナナを集散し,製糖工場や1967年建設の中華合弁畜産工場がある。屏東県の人口85万2286人(2013)。

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