デジタル大辞泉 「展開図法」の意味・読み・例文・類語 てんかい‐ずほう〔‐ヅハフ〕【展開図法】 地球を地心から円筒や円錐に投影したあと、切り開いて平面とする地図投影法。円筒図法・円錐図法がある。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「展開図法」の意味・読み・例文・類語 てんかい‐ずほう‥ヅハフ【展開図法】 〘 名詞 〙 地球を円柱形または円錐形の紙で包み、視点を地心においたと仮定して、経緯線をこの紙に投影した後、この紙を展開して平面とする地図投影法。円筒図法と円錐図法がある。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「展開図法」の意味・わかりやすい解説 展開図法てんかいずほうdevelopment projections 地図投影の種類のうちで、円錐図法(えんすいずほう)と円筒図法の総称。円錐、円筒などの、伸縮なく平面に展開できる曲面である可展面を地球曲面に接するか交わらせたうえで、その面に投影したものを、平面に展開したとみなされることからこのようによばれる。可展面である一般の錐面、柱面および接線曲面のなかで、曲面上の曲線に沿う接線で形成される接線曲面を投影面にする図法が20世紀末に考案された。これは、人工衛星からの地表の映像を、衛星軌道の地球上への軌跡に沿って地図化するためである。[金澤 敬][参照項目] | 円錐図法 | 円筒図法 | 地図 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例